Zoomで医薬品マーケティングも進化可能

さて、今回は、最近ウェブ会議やウェブセミナーを合理化させているアプリ
「Zoom」について。

これを上手に使えば、社内会議だけではなく研修などの合理化、
効率化が進められます。
また、医薬品マーケティングの施策である座談会、アドバイザリーボード、
小規模セミナーなども大幅なコスト削減や時間の効率化が可能です。

今までもさまざまなウェブ会議ツールが登場していますが、
Zoomの機能は従来にないくらい便利です。

私も最近、海外とのミーティングで使いましたが、とても便利でした。
今回はそんなZoomの機能をご紹介します。

Zoomが普及した理由はいくつかありますが、大きくは3つです。

1.接続の安定性が高い

ウェブ会議やウェブセミナーのリスクやストレスは、接続が不安定であることです。
接続の問題で会議が中断すると、参加者の不満にもつながりますし、
会議の生産性も下がります。

Zoomはデータ通信量がとても軽く、50人同時に会議しても
接続の安定性が高いことが大きなメリットです。

2. 会議やセミナーへの参加が簡単

従来、ウェブ会議ではスカイプがよく使われていました。
これも便利な仕組みですが、参加者全員がスカイプの
「アカウント(スカイプID)」を持っている必要があります。
そのため、会議を行う前にアカウントを取得する、相互に知らせあうなどの
手間が発生します。

一方、Zoomは、会議のホストがメールでURLを送れば、
参加者がそのURLをクリックするだけでよいのです。
つまり、参加者はメールさえ受信できればワンクリックで参加できるのです。

私自身、スカイプでの会議を行ったこともありますが、
Zoomは会議以前のストレスが格段に低く感じました。

これなら参加者のITのリテラシーが高くなくても参加可能です。

3.無料でかなりの機能が提供されている

Zoomには、無料と有料のサービスが提供されています。

・1対1の無制限通話
・40分以内のグループミーティング通話
・最大50人参加可能
・録画可能
・通話回数無制限
・Web会議機能
・オンラインサポート

などが無料で利用可能です。

また、スマホでも使えますし、録画もできます。
会議中に参加者の中の一部でグループミーティングなどを行うこともできます。
長い会議やセミナーには対応できませんが、短時間の会議や研修などには
十分使えます。

有料の場合は、無料で提供されているサービスに加えて、

・50名よりも多くの参加が可能
・ミーティングの時間が無制限
・ユーザーの管理機能
・管理機能のコントロール
・報告機能
・タスクスケジューラー
・1GBを超える動画・音声ファイルの録画
・クラウドエンコーディング機能
・フリーダイヤル機能
・ビデオウェビナーを追加できるオプション

等が提供されています。

この機能だと医師の座談会やウェブセミナーでも十分対応できそうです。

利便性と低コストの点から、Zoomは個人や士業の方のセミナーツールとしても多く使われています。

ぜひ一度、社内会議などで試してみてはいかがでしょうか?
その上で、座談会などの医薬品マーケティングコミュニケーションでも
使ってみてはいかがでしょうか?

このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。