「Wiki」とは

今回の用語は「Wiki」です。
「Wikipedia(ウィキペディア)」というウェブサイトの百科事典をご存じでしょうか?
この百科事典は、「Wiki」という、ウェブサイトの利用者が誰でも、簡単にページを編集したり、追加したりできるシステムを元に作られたものです。それゆえ、「Wiki」+「encyclopedia」を合成して「Wikipedia」と名付けられました。
ちなみに、「Wiki」という言葉は、ハワイ語の「Wikiwiki」が語源で、「速い」「急ぐ」「形式張らない」といった意味があるそうです。それでは、実際の「Wiki」で作成されたウェブサイトの代表例、「Wikipedia」をみていただきましょう。「Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/

トップページにも書かれているとおり、日々ページ数が増え続け、2007年7月13日時点で、390,454項目が掲載されています。これら全てがウェブの閲覧者により自発的に書かれたものです。

お時間があれば、興味のある言葉を検索してみてください。皆さんの会社が掲載されている場合もあるでしょう。

さて、今、「Wikipedia」は、日常のちょっとした調べ物などに役立つウェブサイトとして、人気があり、非常に多くのアクセスを集めています。また、閲覧した人が執筆者、編集者として参加できるのも人気の秘密です。

この自由に編集ができる仕組みが、「Wiki」の特徴であり、多数の人の善意の下に内容の正確性・信頼性が、担保される自浄的なシステムとして機能しています。

誰でもコンテンツの追加や編集ができるという「Wiki」のシステムと、それによって得られるメリットについて、ご理解いただけましたでしょうか。

「Wiki」システムは、多くのユーザが参加して、お互いが情報を発信し合うことで、その蓄積が全体として巨大な「集合知」を形成するという「Web 2.0」の考え方を体現しているものです。

では、この「Wiki」をどのように医薬品マーケティングに応用することができるでしょうか。

例えば、製品ウェブサイトや領域ウェブサイトにその医学領域の用語集を作ることを考えてみましょう。その際、用語集の編集システムとして、「Wiki」を導入して、「Medical Wikipedia」を作成することが可能です。

「用語辞典」は、その領域の調べものをするのに便利ですから、一定レベルのアクセスを集めることができるでしょう。
しかし、医学の世界では用語も新たなものが出てきますし、新たな知見とともに既存の用語に記述の追加が必要な場合も多々起こります。それをウェブサイトの運営者である企業サイドで実施するのが、今までの方法論ですが、あえて「Wiki」を導入することで、閲覧される先生方の参加意識に自由にお任せすることも一方です。
もちろん、最初の段階では、記事執筆依頼をおこなうなどの活性化の対策も必要でしょうが、記述内容が充実するに従い、閲覧される医師が増加すれば、その中から自発的に編集して頂ける可能性も高まります。

そして、非常に精緻で情報量の多い用語集が、多くの医師の自発的な協力により、一層進化すれば、アクセスがどんどん増えることも考えられます。

まだ、医薬品マーケティングに、この「Wiki」をどう活かせるかは不透明な部分もありますが、「Wiki」の特長を生かし、ウェブサイトを閲覧している人たちの参加意識を高めることに応用することが可能です。
参加意識の高まったウェブサイトの閲覧者は、そのウェブサイト、ひいてはウェブサイト提供者へのロイヤリティが高まることが多く、最終的には相互の関係を深めることができるのではないでしょうか。

「Web 2.0」の考え方を取り入れ、ウェブサイト利用者に有益な情報を提供し、さらにはウェブサイト利用者との関係を深めることまで可能な、こうした「Wiki」システムで、何ができるか、ご検討されてみてはいかがでしょうか。

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当社では、「Wiki」システムを導入したウェブサイトの構築、コンテンツ作成サービスを提供いたしております。
「Wiki」にご興味のある方はお気軽にご相談ください。 実際のウェブサイトやコンテンツにあわせた「Wiki」サービスをご提案させていただきます。

また、この「Wiki」システムは、共同で一つの文書などを作成する際にも、有効に活用できます。
作業している誰もが編集することができ、編集履歴も残りますので、複数の医師の方に文書を作成いただく、共同で執筆・編集作業をおこなうなどの場合にもお使いいただけます。
そのような場合には、当社にてセキュリティにも配慮したプラットフォームの提供を含めて、お手伝いいたしますので、お気軽にお問い合わせください。