医薬品マーケティングでツイッターは活用できるか?

さて、前回は、大きな影響力を持つSNSの1つである
フェイスブックを活用した医薬品マーケティングや
インフルエンサーマーケティングの可能性を考えました。

今回は、もう1つの大きな影響力を持つSNSの1つである
ツイッターを活用した医薬品マーケティングや
インフルエンサーマーケティングの可能性を考えてみます。

まず、ツイッターは、現在

●ユーザー数(国内):4,000万人
●アクティブ率(月間):70.2%

で、10代、20代が多く、実名登録が不要のSNSです。

●投稿が140文字以内という制限があるので、端的な発言が必要
●タイムラインの更新は早く、投稿のリアルタイム性が高い

ことが特徴です。

ビジネスパーソンが友人や知人とのコミュニケーションで使う頻度は、
フェイスブックより格段に低いSNSです。

このツイッターは、インフルエンサーマーケティングに向いているでしょうか?

ツイッターの最も大きな特長は「情報の拡散性の高さ」です。
他のSNSと比べると拡散されるスピードがとても速く
リーチする人数も多いのです。

その理由の1つが、「リツイート機能」です。
情報が役立つ、情報が面白いとユーザーが感じると、
「リツイート」によってフォロワーからフォロワーへと情報が拡散します。

ツイッターで話題になっている投稿の多くは、
インフルエンサーが関与していることがたくさんあります。
このことから、ツイッターはインフルエンサーマーケティングに向いた
SNSの1つと言えます。

消費財のマーケティングでは、
芸能人などの影響力の高いインフルエンサーに依頼して、
商品PRに活用するケースがたくさんあります。
これは、一気に商品の認知度を上げることに貢献します。
特に10代や20代前半の若者が消費者になるような商品やサービスなら、
ツイッターの拡散力を使うマーケティングは魅力的です。

では、医薬品マーケティングやDTCマーケティングに
ツイッターはどう活かせるでしょうか?

今、挙げたようなツイッターの特性を考えると、医薬品マーケティングや
DTCマーケティングでツイッターを活用することは難しそうです。

ただし、若者向けの疾患啓発を行う場合は、
上手く活用すれば大きな成果を上げる可能性もあります。

今、患者さんが増えている梅毒やニキビなど若者が対象となる疾患で、
「面白くてためになる情報」を、芸能人やインフルエンサーを用いて
拡散できれば、疾患啓発の役に立ちそうです。

10代や20代前半の若者は、自分にとっての「アイドル」や「カリスマ」の
言葉や考え方に大いに影響を受ける傾向があります。
そんな場合は、性病の予防の重要性などを訴求してもらえば
大きな効果を上げるのではないでしょうか。

ツイッターを活用したインフルエンサーマーケティングも、
状況によってはDTCマーケティングに活かせそうですね。

このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。