「スマートフォン」とは

今回は、日本でも本格的に発売が始まった「スマートフォン」について解説しようと思います。

「スマートフォン」とは、スケジュール管理やメールの送受信機能が付いた携帯電話のことをいいます。

それなら、お持ちの携帯電話でもできると思われるでしょうが、「スマートフォン」は、これらの機能をビジネスユースのために高機能化したもので、従来の携帯電話とは違う顧客層をターゲットにしたものです。

スマートフォンの特徴は、

●携帯電話よりも大きな液晶画面とキーボードを備えている
●携帯電話より高機能なメール送受信が可能
●充実したスケジュール管理機能がある
●携帯・PC双方のウェブサイトの閲覧が可能である

などで、「スマートフォン」とは、携帯電話とノートパソコンの中間に位置する商品といえるでしょう。

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もっと、詳しくしりたい方は、次のURLからご欄ください。
BlackBerry®
http://www.docomo.biz/html/product/8707h/product.html

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これまで日本では、携帯電話にメール機能が付属しているなど、携帯自体が高機能であったことやビジネスパーソンの多くは、モバイルPCを利用していることから、スマートフォンは、あまり普及していませんでしたが、今年になってdocomoとソフトバンクが海外で最も人気のある「スマートフォン」の日本語版の販売をスタートし、auも発売を検討しているとのことです。

またビジネスユースに特化した「スマートフォン」とは少しコンセプトが異なりますが、「iPhone」という「iPod」に通話機能を備えた製品も、来年には日本での発売が開始されるとのことですから、ビジネスパーソンを中心に日本でも「スマートフォン」の普及が本格化する可能性があります。

では、この「スマートフォン」が普及すれば、医薬品マーケティングにどのような影響を与えるでしょうか?

対医師向けのマーケティングにおいては、病院内での携帯電話の使用制限があること、医学・薬学の専門情報を「スマートフォン」の画面で見るには情報量が多すぎることなどから、 「フルブラウザ」の回でも考察しましたが、まだ本格的な活用は難しいでしょう。
したがって、医師向けのマーケティングでは、すぐに大きな影響を与える可能性は少ないと言えます。

一方で、対医療消費者向けマーケティングにおいては、「スマートフォン」はビジネスパーソンをメインユーザとして想定していますので、有効なメディアの一つとして考えることが必要となるでしょう。
つまり、壮年で知的レベルも高い医療消費者が、「スマートフォン」を活用し、いつでもどこからでもパソコン向けウェブサイトへのアクセスがおこなえるようになりますので、コミュニケーション・チャネルの一つとして意識しておくべきでしょう。

携帯電話での「フルブラウザ」利用拡大時と同様に、「スマートフォン」の普及によって、今後は「スマートフォン」も医療消費者向けのマーケティング、特にDTCマーケティングの「疾患啓発」のコミュニケーション・チャネルの一要素として重要になっていくことでしょう。

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