医薬品マーケティングにも影響!?Rank Brainとは?

さて、今回は、グーグルの人工知能を活用した検索エンジンの仕組み「Rank Brain」を取り上げます。

最近、囲碁の世界チャンピオンである李世ドル氏が人工知能を持った「アルファ碁」との対局で、1勝4敗と大きく負け越したことが話題になりました。この人工知能は、グーグルが取り組んできたものなのです。

もちろん、この結果で人間が人工知能に劣るとは言えませんが、人工知能の能力の高さを示す結果になったことも事実です。

グーグルは、昨年から人工知能をベースにしたアルゴリズム「Rank Brain」を検索結果に取り入れてきたのですが、今後、検索のアルゴリズムが、人間主体から人工知能主体へとシフトすることが予想されているのです。

もともとは、グーグルのエンジニアが検索結果を表示するためのアルゴリズムを作っていたのですが、最近では、人工知能の活用を加速させているそうです。

なぜなら、囲碁の結果からもわかるように、人工知能による検索結果の方が、エンジニアによるものより適切であることがわかってきたからです。

グーグルはあるとき、Rank Brainと検索エンジニアの両者に制約時間内でまざまなウェブページを閲覧して、Google検索結果で最上位にランクされるものを予想させるテストを行ったそうです。その結果は、Rank Brainは80%の正解率であったのに対し、エンジニアは70%だったそうです。

もちろん、これによってSEO対策が大きく変化するとは、今の時点では考えられませんが、グーグルの検索エンジンがこのレベルまで来ていることを示す情報です。

医薬品マーケティングでもDTCマーケティングでも、ウェブマーケティングの占める比率が増えつつある中で、こうした進化を理解しておくことは大切です。

なぜなら、今やウェブマーケティングでは、多かれ少なかれグーグルの影響を受けてしまうからです。
検索エンジンに人工知能が活用された後は、他のウェブの分野でも何らかの形で活用される可能性も出てきます。
医薬品マーケティングでもDTCマーケティングでも、こうした技術動向を理解しておくことは大切ではないでしょうか?

この記事が、医薬品マーケティングやDTCマーケティングのお役に立てれば幸いです。