グーグルのコンテンツの評価法!Needs Met評価とは?

さて、今回のテーマは、「Needs Met評価」。

Needs Met評価とは、グーグルのウェブサイト上のコンテンツの評価方法です。

グーグルは、どのコンテンツを上位表示させるかについて
複雑なアルゴリズムを組んで、さまざまな観点から評価を行っています。

とはいっても、最も大切なのは、検索ユーザーが検索したキーワードに対して、
1)ニーズに合っているコンテンツか?
2)そもそも、そのコンテンツの質はどうなのか?
です。

1)は、Page Quality評価という評価法を使っています。
2)は、Needs Met評価という評価法を使っています。

今回は、Needs Met評価をご紹介します。

このアルゴリズムで、グーグルは検索ユーザーの検索クエリを分析して、
ユーザーのニーズを類推しています。
そして、そこで得た結果と個別のウェブサイトのコンテンツの
ユーザーニーズへの一致度を評価しています。

これが、Needs Met評価です。

DTCマーケティングのための疾患啓発コンテンツを作る場合も、
もちろん、ユーザーニーズ、つまり患者さんのニーズや
家族等のニーズは意識されていると思います。

しかし、それがグーグルの類推した評価に合っているかどうかは別です。

ではどうすれば良いのか?

これは実は簡単です。

自社が上位表示を目指したいキーワードで検索して、
実際に上位表示されているサイト上位10件(要は、1ページ目)くらいの
ウェブサイトのコンテンツを分析するのです。
そして、そこで記載されているコンテンツを参考にすれば良いのです。
もちろん、真似てはいけないのでその点は注意しなければいけません。

もう1つのポイントは、Needs Met評価は、
「モバイルユーザーのニーズ」であることです。

ご存知のとおり、今は検索の多くがスマホやタブレットで行われています。
だから、パソコンユーザーのニーズは今やマイノリティなのです。
この点も大きなポイントです。

だから、参考にすべきはモバイルで検索したウェブサイトのコンテンツなのです。

さらにもう1つNeeds Met評価に影響を与える要素が、
モバイルページ、スマホページの表示の状態です。
もし、内容がユーザーニーズにマッチした良いコンテンツでも、
モバイルでの表示に問題があれば、Needs Met評価は低くなるのです。

この点も注意したいポイントです。

スマホやタブレットからの検索が増える今、
DTCマーケティングも常にその対応が優先されています。

患者さんや潜在患者さんを対象にした疾患啓発サイトも、
Needs Met評価を意識することが大切ではないでしょうか?

このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。