「LPO」とは

最近、インターネットのマーケティングでよく出てくる「LPO」という言葉をご存知でしょうか?

LPOとは、「Landing Page Optimization」の略号です。
検索エンジン等を経て、最初に着地するページ(ランディングページ)を最適化することによって、訪問者に見て欲しい、目的のページへの誘導を簡単にし、途中離脱などの無駄を抑えてコンバージョン率(=ウェブサイトの訪問者に最終的にとって欲しいアクションの比率。ECサイトなら、「商品の購入者X100/ウェブへの訪問者」)を高めるという考え方、または施策のことを指します。

昨今、ネットマーケティングの世界では、ネットとメディアの融合が進み、ネット広告(検索連動型広告・アフィリエイト広告・バナー広告等)経由だけでなく、紙媒体広告やテレビCM等からもWebサイトへと誘導する融合的なプロモーションも活発化してきました。
そのため、「ランディングページ」の見やすさ、インパクト、見て欲しいページへの導線などは重要な役割を担うことになります。

SEMやSEOを実施することで、アクセスを増やす手段が確立しつつあります。
(製薬企業ではまだ不十分ですが、金融・消費財メーカー等でかなり実施しています。)
しかし、その先にある「見て欲しいページをきちんと見てもらい、アクションを起こしてもらえるように誘導する」ための方法論、考え方がLPOです。

今後のインターネットマーケティングでは、SEM、SEOに加えて、LPOも重要な手段になることが予想されます。

医薬品のインターネットマーケティング、特にブランドサイトや領域別サイトにおいても、SEM、SEOに加えて、LPOまで含めた戦術を考えていくことが必要ではないでしょうか?