エンゲージメントで疾患啓発サイトの滞在時間アップ!

さて、コンテンツ重視のDTCマーケティングは下記の5つのサイクルです。

1.コンテンツ
2.内部最適化
3.外部リンク
4.アクセス数アップ(トラフィック)
5.エンゲージメントの最適化

今回は、最後の5つ目の「エンゲージメント」です。

エンゲージメントとは、ロイヤルティに近い意味で使われています。
ユーザーのサイトに対する「愛着がある」「参画意識が高い」ことを示す言葉です。
SNSなどでは、「いいね!」や「コメント」、「シェア」が多いことが、
エンゲージメントが高い状態です。

疾患啓発のウェブサイトなら

ユーザーが、
1)1度、アクセスしたらたくさんの記事を読む(ページビューが高い、直帰率が低い)
2)じっくり記事を読む(サイト滞在時間が長い)
3)リピーターがたくさんいる

などの状態です。

なぜ、エンゲージメントの高い疾患啓発サイトが大切かと言えば、
SEO的にも好循環が生まれるからです。

まず、サイトそのものとしても、エンゲージメントの高い疾患啓発サイトが
良いことは言うまでもありません。
もう1つの理由は、Googleはこのエンゲージメントに関連するデータで
検索結果の表示順位に取り入れているからです。

エンゲージメントの高い疾患啓発サイト、あるいはサイト内の特定ページがあれば、そのサイトやページは上位表示されやすくなるのです。
そうすると、さらにユーザーの目に留まりやすくなって、
ますますエンゲージメントが高くなるという好循環を生み出すのです。

では、エンゲージメントの高い疾患啓発サイトは
どうすれば作ることができるのでしょうか?

いくつかのポイントがあります。

まず、大前提としては、コンテンツの更新が頻繁にあることです。

どんな良い疾患啓発サイトでもずっと同じコンテンツなら、
リピートユーザーにとって時間とともに価値が減っていきます。
だから、まずは継続的に新規コンテンツを追加することが必要なのです。

それ以外で、コンテンツに関しては、

1)動画や音声などのコンテンツを用意する
2)参加型・双方向性のあるコンテンツ(クイズやアンケートなど)を用意する

などが考えられます。

もう1つは、ユーザビリティの向上です。

1)サイト内検索を設置する
2)関連コンテンツ、関連ページのリンクや紹介
3)会員向けの特別ページやログインページの設置

などが挙げられます。

今、挙げたいくつかの工夫を組み合わせることで
エンゲージメントの高い疾患啓発サイトを作ることができると思います。

今回で、コンテンツ重視のDTCマーケティングは下記の5つのサイクルが終了です。
ぜひ、自社の疾患啓発サイトにこの5つのプロセスを適応していただければ幸いです。

このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。