疾患啓発動画でも大切!YouTubeのブラウジング機能

今回は、前回に引き続きYouTubeがテーマ。

前回、YouTubeのSEO対策の基本をご紹介しましたが、今回は、それを行うためのYouTubeの「ブラウジング機能」について。

前回、YouTubeのSEO対策として、次の5つをご紹介しました。

1)タイトルの最適化

2)説明文の最適化

3)キーワードタグの設定

4)サムネイルの最適化

5)動画の内容や時間

この5つは、いかに動画の再生回数と視聴時間を伸ばすかの方法論です。

これがうまくいけば、YouTubeの「ブラウジング機能」によって、ユーザーの目に触れやすくなるのです。

では、ブラウジング機能とは何でしょうか?

ブラウジング機能とは、YouTubeが提供している動画がユーザーにオススメされる機能です。

ブラウジング機能に自社の動画が表示されれば、ユーザーがYouTubeを見る際に、ホーム画面に表示されます。

すると、ユーザーの目にとまりやすく、動画再生の可能性が高くなるのです。

そして、自社で制作した疾患啓発の動画が、多くのユーザーのホーム画面で表示されれば、確実に動画再生回数がアップします。

その結果、YouTubeでの検索順位もアップするので、さらなる好循環を生むのです。

つまり、YouTubeでのSEOがうまくいくことは、このブラウジング機能で表示されることなのです。

そのためには、どんなことをすれば良いのでしょうか?

YouTubeのブラウジング機能に表示されるには、次の2つの条件を満たすことが重要だと言われています。

●動画が一定回数再生され、視聴者の行動データが十分に蓄積している

●動画に対してコメントや高評価など良質の行動データが蓄積されている

これを実現するためには、冒頭で整理した方法でコツコツと動画をアップする必要があります。

よく言われるのは、週に3本、月間12本程度の動画のアップを半年から1年継続することで、YouTubeのブラウジング機能に紹介される確率が高くなるようです。

医薬品マーケティングやDTCマーケティングで制作される動画は、内容はもちろん映像の質も高く、大きな費用をかけているものが多い傾向にあります。

それだと、多くの動画を制作する費用負担も多くなりますね。

YouTubeをプラットフォームとして使うかどうかは別としても、医薬品マーケティングで動画の本数を増やすことは大切です。

そうした観点でも動画制作のあり方を再検討してはいかがでしょうか?

このコンテンツが、医薬品マーケティングのアイデアのヒントになれば幸いです。