「医薬品マーケティング ~企業活動の理論と実践~」 佐賀 國一

医薬に関する書籍レビューで、取り上げる第1弾は、私が医薬品マーケティングを初めて学んだ書籍『医薬品マーケティング ~企業活動の理論と実践~』です。

本書は、私の知る限りわが国ではじめて医薬品マーケティングを体系的に取りまとめた書籍であり、医薬品マーケティング活動の全体像のあり方を学ばせていただきました。

特に、“医薬品による革新的医療技術の創造と普及”の観点から示された「新医薬品の普及モデル」や、「新医薬品の採用プロセスモデル」は、当時、こうした枠組みを初めて知った私にとって、それぞれのプロセスにおいて、どのようなコミュニケーション戦略を組み立てるかをシステマチックに考える上で非常に有意義でした。

また、こうした理論的な枠組みにとどまらず、著者の製薬業界における実務経験や医師との交流に基づく医薬品産業への提言なども随所に見られます。

発刊後10年以上経過した今でも、本書の基本コンセプトは色あせることはありません。医薬品マーケティングに携わっておられる方々やこれから携わる予定の方々には、是非、ご一読いただきたい良書です。

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