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インターネットマーケティング用語

「バナー広告」とは
「バナー広告」という言葉は、インターネットの広告ではかなり「古い」言葉になりますので、耳にしたことがあるのではないでしょうか?
また、インターネットを利用していれば、必ず見たこともあるでしょう。

インターネットの世界では、先週紹介した「コンテンツ連動型広告」などの登場で、「バナー広告」という手法そのものが「古い」と思われていたこともありますが、最近、少し事情が変わってきましたので、取り上げてみようと思います。

「バナー広告」として真っ先に思い浮かべるのは、Yahoo!などのページに掲載された、横に細長い広告ではないでしょうか?

J-CASTニュースのページでも一番上に横長の「バナー広告」が掲載されています。

しかし最近では、そうした横長の「バナー広告」だけではなく、正方形に近いものや、縦長の「バナー広告」も見られるようになってきました。
おなじJ-CASTニュースの画面右側に表示されている正方形に近い形ものも「バナー広告」です。
これは「レクタングル(矩形)広告」とも呼ばれ、形がテレビの画面に近いため、動画広告の掲載に適しています。
一方、縦長の「バナー広告」は「スカイスクレーパー(摩天楼)広告」とも呼びます。
こちらは画面をスクロールさせても表示され続けるため、より目立つという特徴があります。

「バナー広告」は、ウェブサイトを訪問した全ての人に見せるための広告ですから、「コンテンツ連動型広告」などに比べて、「インプレッション」は高くなります。
反面、全てのウェブサイトの訪問者が、その「バナー広告」に興味があるとは限りませんから、「バナー広告」がクリックされる確率は、「コンテンツ連動型広告」などに比べどうしても低くなります。

しかし、最近では、上記の様々な形態の「バナー広告」や、Flashを用いた動画表現で、見た人の印象に残る「バナー広告」が多くなり、クリック率も向上しているようです。
インターネット動画広告を見たユーザーを対象とした調査では、興味を持って動画CM中に掲載されているバナー広告をクリックしているユーザーが60%以上もいるとの結果も出ています。(ウェブマーケティングガイド社の調査による)
実際に、私がネット関連のニュースサイト閲覧時によく見かける、IBMの「動画バナー広告」は、ストーリーがあり引きつけられるので、ついつい最後まで見てしまいます。そして、その続きを知りたいと思ってしまうので、クリックすることも少なくありません。
IBMの「バナー広告」のターゲットは、大企業のシステム担当者ですが、私のようなターゲットでないものまでクリックしたくなるように、「バナー広告」そのものが魅力的なコンテンツとして作られているのです。

さて、携帯電話でのウェブ広告の事情はどうでしょうか。

現在、画面のサイズに制限のある携帯電話のウェブサイトでの広告は、「バナー広告」がほとんどです。そして、Flash動画を再生可能な携帯電話の所有率が80%を超えるとの調査(エムレポート社調査)もあることから、携帯電話の「バナー広告」にも、Flashを使った動画が広がりつつあり、同様にアトラクティブな広告が増えると予想されています。

すでにYahoo!は2008年1月からトップページをリニューアルし、動画バナー広告の掲載スペースを設けることを発表しています。

このように、PC及び携帯のウェブの両方で、あらためて「バナー広告」の注目度が高まっているのが最近の状況です。

では、この「バナー広告」、医薬品マーケティングではどのように利用すればよいでしょうか。

医療従事者向けの「バナー広告」を掲載する場合は、医療従事者がよく閲覧するウェブサイトやポータルサイト上に、こうしたバナー広告を掲載することは当然ですが、「バナー広告」そのものを、広告内で動画を再生するなど、アトラクティブなコンテンツとして作成する必要があるでしょう。

先に紹介したIBMの「バナー広告」のように、ストーリー性を持たせたり、最後にクイズが表示されてクリックしたくなるような仕掛けを持たせることで、「バナー広告」のクリック率を高め、自社のウェブサイトに来ていただけるようになるでしょう。

医療消費者向けの場合は、DTC広告の一環として、生活習慣病のように自覚症状がないまま疾患が進行してしまうような疾患の啓発には、非常に効果があるのではないかと思います。
自覚症状のない疾患の場合、患者さんは自分で疾患について調べるという行動を起こすケースは少ないため、「キーワード連動型広告」や「コンテンツ連動型広告」では、その患者さんの目に触れる可能性が低くなります。
もちろん、この場合も「動画バナー広告」など、情報を提供できる広告として、患者さんの興味を引きつける「クリエイティブ」がポイントとなります。
このように、情報提供のターゲットとなる患者さんによって広告の種類を使い分けることで、ウェブサイトを通じた情報提供が効果的におこなえるのではないでしょうか。

一度は「古い」手法だと思われていた「バナー広告」ですが、動画を使うなど、見た人の興味を引く広告として再注目されています。
この新しい形の「バナー広告」を医薬品マーケティングで利用している例は、まだ見たことがありませんが、広く人に見てもらえるという「バナー広告」のメリットを生かした、新しい「バナー広告」をご検討されてはいかがでしょうか?
 
 
 

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