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インターネットマーケティング用語

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インターネットマーケティング用語

「gradual engagement」とは
今回解説するのは「gradual engagement」です。これは、ウェブサイトの会員登録を促進するための方法として、最近、注目されているキーワードです。

ご存知のとおり、ウェブサイトには、ニュースサイトのように閲覧だけをおこなうウェブサイトもあれば、多くの医療従事者向けのサイトやSNSのように会員登録をおこなった上で、提供されているサービスを利用するウェブサイトもあります。

利用者に「会員登録」を求めるのは、何らかのマーケティング上の目的のためですが、一度も使ったことのないサービスを利用するために個人情報を入力するのはどうか、などといったことを考えます。
その結果、「登録画面までは見て、登録を検討したが、登録しなかった」ケースも一定の確率で発生します。

もし自社の医療従事者向けのウェブのご担当されているなら、「いかに会員数を増やすか?」を、考えておられるのではないでしょうか?

今週のキーワード、「gradual engagement」は、直訳すれば、「段階的な成約」という意味で、ステップバイステップで会員登録を増やす手法です。

「gradual engagement」の手法を取り入れたウェブサイトでは、会員登録なしにウェブサイトで提供しているサービスの一部を「体験」してもらった上で会員登録を行ってもらいます。

それでは、具体的な事例として、「GENI」を見ていただきましょう。

GENI

「GENI」は、「家系図」を作成してくれるサービスですが、ただの家系図ではなく、家族それぞれの誕生日や写真を保存することができ、視覚的にも楽しめる家系図を作ることができます。
さらには、家族だけでなく、友人や恋人の情報も登録することができるようになっています。

GENIでは、最初、この「家系図」を作成するサービスは会員登録なしで利用できます。

その後、作成した家系図を保存し、「家族や友人に見てもらうためにウェブサイト上で共有しよう」という段階になって初めて会員登録が必要になるのです。

「家系図」を作った利用者の多くは、すでにある程度利用しておもしろい・使えると感じているため、会員登録の抵抗は少なくなっています。
一方、その時点で「面白くない」と感じる人にとっては、会員登録の必要はありません。

これは、提供する企業側の視点からは、利用頻度の高い、いわゆるアクティブな会員だけを集めることになります。

つまり、「gradual engagement」の手法を取り入れることで、利用者にとっても提供者にとってもメリットが生まれます。


この「gradual engagement」の手法は、製薬企業提供の医療従事者向けのウェブサイトにも応用しやすいことは想像に難くないでしょう。

例えば、ウェブサイトで会員登録をおこなってもらう前に、提供しているツールや情報・コンテンツを会員登録の前に試用してもらうことも一つの方法です。

また、医師向けのウェブサイトでは、MRを通じて会員登録を依頼することが多いので、USBメモリーなどに実際のウェブサイトに掲載しているコンテンツを入れ、それを試用してもらうなどの方法を使えば、医師に会員登録のメリットを感じていただけることでしょう。

そうして会員になった利用者は、すでにそのウェブサイト利用のメリットを感じていますので、「頼まれたので登録した」「とりあえず登録した」という会員に比べ、高い頻度でウェブサイトを利用してもらえるはずです。

会員登録が必要なウェブサイトでは、会員数を多く集めることももちろんですが、会員となった後で、どれだけウェブサイトを利用してもらえるかも非常に重要な要素です。

そうしたアクティブな会員を集める方法として、この「gradual engagement」の手法を取り入れることを検討されてはいかがでしょうか。
 
 
 

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